
Title | : | Newton 大図鑑シリーズ 物理大図鑑 (Newton大図鑑シリーズ) |
Author | : | |
Rating | : | |
ISBN | : | 4315522635 |
ISBN-10 | : | 978-4315522631 |
Language | : | Japanese |
Format Type | : | Paperback |
Number of Pages | : | - |
Newton 大図鑑シリーズ 物理大図鑑 (Newton大図鑑シリーズ) Reviews
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物理学史の概説に沿ってエッセンスだけを抽出した中学生程度向けの図鑑ですが、詳説はないものの、大人が読んでもそれほど物足りないとは感じられない内容だと思いました。
子供達のためと考え、シリーズのうちいくつかと共に買いましたが、むしろ大人が学び直したり、確認するのにもちょうど良いかもしれません。
また、図鑑らしい本体とお洒落なデザインが調和しており、デジタル書籍では得難い、書物ならではのずっしりとした充実感があります。
惜しむらくは価格、ムック同様2000円程度であればなあと思いました。 -
教科書を読む力がある子なら、これを読んで、伸びるとこまで伸びてほしい。難しすぎず、こなれた感じが素晴らしいと思いました。
アニメのラピュタは、子どものみならず、大人が見ても面白いと思いますが、似た感覚をこの本に感じました。
現在44歳ですが、30年前に出会いたかったと思いました。 -
図鑑ではありますが、教科書、専門書の類ではありません。
序盤から、分かりやすいように噛み砕いて表現されているようですが、説明の文章や例、図が直感的に理解できるものではなく、逆に分かりにくくなっているように思います。宇宙船での体重測定で運動方程式を伝えようとされておりますが、むしろ知らないものからすれば、こんがらがると思います。相対速度の項でも図や文章が分かりにくい印象を受けました。分かりやすく解説しようとして、複雑になってしまっている気がします。
その他生物や恐竜の図鑑は楽しく読ませていただきました。
やはり一般物理は中学生や高校生あたりから、簡単な式を暗記し、そこに経験則などを重ね、勉強してゆくのが一番だと思いました。
教養としての物理を理解したい場合は、この書物よりも良いものが多いと思います。 -
理科大好き、物理に興味津々の小4の息子へ。本は苦手で、内容も難しく思いましたが、とても集中して、そして何回も手に取って読んでいます。
化学も買おうと思っています。 -
小5の息子がとても喜んで、興味深く見いってます。
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ニュートン雑誌 特に別冊を愛読しております。内容はわかりやすく全体として非常にコンパクトにまとまっています。高校生の時から物理が大好きで将来物理学者になりたいと思っていたぐらいでありこの本で再度物理学に興味が湧きました。
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内容は興味深いのですが、本が重い、固い、読みづらい、です。
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こちらのNewton物理大図鑑ですが、サイズはNewton別冊シリーズに比べて一回りコンパクトになっています。その一方で、表紙はしっかりとしたハードカバーになっています。参考までにですが、6つのテーマに分けて編集されています。1 力と運動、2 気体と熱、3 波、4 電気と磁気、5 原子、6 物理学と宇宙 となっています。前5つは高校物理の教科書に沿った章立てになっており、最後の1章は発展事項として取り扱われています。ニュートリノ・超ひも理論など発展的内容も遠慮なく盛り込まれています。内容(文章)自体や使われているイラストや図表は、これまでにNewton別冊シリーズを読み込んできた人にとっては、どこかで見た記憶があるものがほとんどです。確かにテーマも過去のNewtonあるいはNewton別冊シリーズで扱われたものとかなり(大半といってもよい)重複しています。おそらくは物理に関する過去のNewton・Newton別冊シリーズから抜粋・加筆・編集して1冊の大図鑑としてまとめられたものでしょう。理解できるととても面白いのですが、理解できるまでは取っ付きが悪い、そんな物理学をビジュアルで分かりやすく解説してくれる1冊に仕上がっています。
NewtonやNewton別冊シリーズは理解が難しく取っ付きが悪い物理を美しいイラストや図表を使って分かりやすく、そして興味深く解説してくれる良書です。私自身Newton・Newton別冊シリーズはテーマを選んで楽しんできました。購入して読み込んだものもあれば図書館で借りて読んだものもあります。そのため本大図鑑にはページによって懐かしさも感じましたし新しい発見もありました。物理好きでシリーズを読み込んできた人にとっては、是非購入して手元に置きたい永久保存版と思われます。過去のシリーズの一部を読み逃してしまった人にとっても、あるいは今までシリーズを知らなかった人にとっても、是非手にとって目を通していただきたい1冊です。対象のメインは物理を楽しむあるいは再学習したい大人やちょっと背伸びしたい物理好きなあるいは物理が得意な小中学生かと思います。
一方で前半5章で扱われている内容は高校物理の内容をほぼ網羅的に扱っており、同大図鑑シリーズの中でこの本は高校物理を学んでいる高校生に取っても物理現象の理解を深める素晴らしい1冊になると思われます。物理が苦手な高校生・物理現象をよりスッキリと理解したい高校生にも是非手にとってもらいたいサブテキストとしての1冊としてお勧めできます。