もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学 by null


 もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学
Title : もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学
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ISBN : 4772695702
ISBN-10 : 978-4772695701
Language : Japanese
Format Type : Paperback
Number of Pages : -

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もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学 Reviews


  • goodreads.cow

    脳の構造、働きと、依存性等の症状について、高度な内容をわかりやすく書かれています。 
    翻訳も大変読みやすく、現在手に入る中では、この分野ではベストチョイスではないかと思います。

  • ヤマト

    ドーパミンは我々が様々なことに挑戦するのに必要な神経物質ですが、我々にとって害をなすことがあります。ドーパミンと仲良くなってより幸せになるためのライフハックが学べます

  • 天才🐾文学探偵犬

    脳のドーパミン系とヒア&ナウ系(セロトニンやオキシトシンなど)について、とくに前者を重点的に述べた本です。
    この本に書かれているもっとも重要な知見は、ドーパミン系とヒア&ナウ系がたがいを抑制しながら協調的にはたらくということです。またドーパミン系にも欲求、制御の二系統があり、たがいを抑制しています。

    国会の二院制や裁判、ニューラルネットワークの敵対的生成ネットワークやマイクロプロセッサの分岐予測など、世の中にはいたるところに「生成者」と「批判者」を対決させるシステムがあります。どうも制御一般として、それが非常に効率がよいようなのです。欲求ドーパミン系も「予測」を生成し、制御ドーパミン系から「理性的判断」、外部から「行動の結果」をもらって批判とし、予測の誤差の修正をする仕組みになっています。
    人間の脳も進化の過程でそうなったのだから、なんらかの本質を獲得したと言えるでしょう。したがってこの本質的な知見は、あらゆる人間科学に絶大な恩恵をあたえるはずです。私見では、ベンジャミン・リベットの「意識は行動に遅れる」という知見と同等以上のインパクトがあると思います。

    この本は一般向けで専門用語もなるべく絞り、日常の言葉で書かれているため、数少ない専門用語さえ理解すれば、まったく難しくないと思います。つっかえたら専門用語の確認をすればいいでしょう。
    ドーパミン系のはたらきを描いた本のオススメは、ポール・ブルーム『

  • goodreadskm

    あれもこれもドーパミンのせいなのねそうなのね

    一番面白かったのは
    愛と恋の違いがドーパミンで説明できること。

  • ニシハラ

    使いやすくてストレスがかなり軽減されて楽しくゲームが出来ています

  • MisoK

    少し専門的な部分もありますが、ドーパミンの世界だけをこれだけ熱く多面的にかいた本は、なかなかないように感じます。10年くらいまえに他の研究者ですが「快感回路」という本がでていて、それのアップデートされたようにかんじました。知的好奇心旺盛な方は楽しめると思います。

  • rokujigen

    テーマはとても興味深いのですが、なぜか文と文とのつながりが判りにくいです。まるで細切れの文章を読んでいるような気になります。焦点が拡散しているかのように感じます。

  • 渡邉大智

    長々と無駄なことを書いてなにが要点なのかが掴みづらい本。

    最初の1〜4章くらいまでは楽しく読めたが、5章以降が読みづらい。
    5章「政治」からは、ドーパミンの放出量と政治的思想の関連について述べている。そこからが特に読みにくい。なぜなら、読者のほとんどが「ドーパミンはどういう物質なのか」や「ドーパミンは何を引き起こすのか」について興味を持っているのに、5章を読んでいる時点ではその疑問が解消されているためである。
    それにも関わらず、科学とはあまり関係のない話を展開するので、政治に興味のない人はここで脱落する。

    全体を通して、新しい発見がたくさんあったが、もう少し簡潔な内容にしてもよかったと思う。

  • 榎戸 誠

    常識とされる知識が未来永劫通用するとは限らない。日進月歩の医療の現場では、新しい情報の上書きが必要になってくる。従来、ドーパミンは快楽物質と呼ばれ、脳内で報酬刺激によって放たれ、快感をもたらすとされてきた。ところが近年、ドーパミンは報酬予測誤差に関わっていることが明らかにされている。

    【最新脳科学で今までの常識が変わる】
    『もっと!――愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』(ダニエル・Z・リーバーマン、マイケル・E・ロング著、梅田智世訳、インターシフト)には、私たちの常識を覆す驚くべきことが記されている。

    【ドーパミンは快楽物質ではない】
    人類を熱愛、冒険、創造、成功などに駆り立てる力の源も、ドーパミンに他ならない。従来、ドーパミンは快楽物質と呼ばれ、脳内で報酬刺激によって放たれ、快感をもたらすとされてきた。ところが近年、ドーパミンは報酬予測誤差に関わっていることが明らかにされている。例えば、街をぶらついている時、思いがけず素敵な店を見つける、この予想外の良い出来事(報酬予測の誤差)によって、ドーパミンが分泌され、私たちはワクワクする。ここで重要なのは、「素敵な店」という結果(報酬=現実・現在・身体近傍的)ではなく、「予想外、期待と可能性」への反応(予測誤差=想像・未来・身体外的)であることだ。すなわち、ドーパミンの本質は、期待物質なのである。

    【統合失調症とドーパミン】
    著者は、ドーパミンは創造力の秘密も握っている――と述べている。統合失調症の治療薬は、ドーパミン活性を低下させる(つまり、統合失調症はドーパミン過剰の傾向がある)。統合失調症では、本来ならば無視すべき何でもないものを重要と思い込んだりすることがある。これは潜在抑制機能障害などと呼ばれ、注意を払う能力が抑制されなくなることで起こる。この障害は妄想・幻覚などを引き起こすとともに、馴染みのある世界・モデルを壊す働きもする。夢のように、全く異なるものが結びついて、新たなアイディアを生み出したりするのだ。まさに、創造と狂気は紙一重というわけだが、ドーパミンはこうした創造的な刺激に深く関わっている。また、双極性障害(躁鬱病)にもドーパミン活性が絡んでいる。

    【ドーパミンが人類の大移動を引き起こした】
    さらに、著者の指摘は、ドーパミンが人類の歴史に与えた影響にまで及んでいる。ドーパミン受容体をコードするD4遺伝子のバリアント(多様体)の一つに7Rという対立遺伝子(アレル)がある。この遺伝子を持つ人は、飽き易く、新しいものや珍しいものを追い求め、興奮し易い、短気、浪費癖といった傾向がある。人類の大移動(アフリカを出て、アジア、北米、南米へと至る)にも、この7Rが絡んでいることが明らかになっている。人類の移動経路に当たる各地の遺伝子データを調べたところ、アフリカからの移動距離が長くなるほど、7Rの保有率が高かった。このことは、変化に対応し易いドーパミン活性の高い者たちが、より遠くまで移動を続けた集団の生存・繁殖で優位に立っていたことを示している。

    昔、学んだ知識がそのまま通用するとは限らない。薬剤師を始めとする医療担当者には、知識のヴァージョンのアップデイトが常に求められている。

  • 前山 貴茂

    『もっと! 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』は、ドーパミンに関する原理原則を教えてくれるビジネス書です。
    「ドーパミン:所有は関心事ではない/重要なのは獲得だけ/期待物質」「熱愛(ドーパミン):未来の展望/友愛(H&N):体験重視」「他者を助けると細胞レベルで老化が遅くなる」など、「熱愛」と「友愛」の両極を認識できます。
    特に「満足感の発生:欲求回路はなんの役割を担っていない」は、欲望と満足との違いを示しています。
    未来志向のドーパミンで興奮しても、満足することはありません。
    ドーパミンは単なるセールスマンなのです。
    夢に操られて満足できない方は、一度立ち止まって違うアプローチをする必要があります。

    「セックスはいわば早送りの愛だ」「何かを欲することと好きになることは違う」「ニコチンは、衝動的な使用を引き起こす以外に、ほとんど何もしない」などを通して、欲望と満足の違いを教えてくれます。
    特に「過剰なドーパミン:生産性の高い不幸/過剰なH&N:幸福な怠惰」は、極端な方向へ向かうことの危険性を問うています。
    極端な方向に向かうと、「過剰なドーパミン:ワーカホリックの企業経営者/過剰なH&N:マリファナ好きの地下室の住人」になってしまうからです。
    良い人生を送るには、バランスを取る必要があります。
    あえて不幸な著名人になりたい方は、ドーパミンまみれになることを勧めます。